セキュリティはなぜ破られるのか (ブル-バックス)



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セキュリティはなぜ破られるのか (ブル-バックス)
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取られて困るものがなければセキュリティはいらない

昔の城壁から、現在のネットでのセキュリティまで、セキュリティの成り立ちがとても面白かったです。また、「取られて困るものがなれれば、泥棒は脅威にならない」というところは、「なるほどな?!!」と思いました。脅威と資産の分析などを考える上で頭がごちゃごちゃになったら、この考え方に戻れば、頭もすっきりしそうです。
「セキュリティという考え方」の入門書です

著者も前書きではっきりと宣言しているように、技術本ではありません。
どんな複雑なセキュリティ・システムも、その下敷きとしている基本的な概念があって、それをつかんでおきましょう、という入門書です。
何が守るもので、そのためにはどんなシステムが必要でどこからが不必要なのか、そんなセンスを身につけることの大事さを説いています。
ただ、セキュリティの場合、ここと具体的な技術の複雑さの間がとても広いと思いますので、間をつないでくれる本があるといいな、というのは実感です。
まったく期待はずれの内容

「セキュリティはなぜ破られるのか」の本題だけで興味を持って読んだのだが、まったく内容は期待はずれ。
技術的な内容は一つもない。なのに技術用語だけはちょくちょく出てくる。
普通ならばまえがきに書く内容が延々と続いている。
例えて説明するのは結構だけど、こんなものだけを書いてどうする。いまどき、そんなたとえ話など通用しないだろう。
もっと題名どおり本質的なことを書かなければ意味がない。
確かにわかりやすいんだけど・・・

”入り鉄砲と出女”にセキュリティシステムの本質がある。
としているくだりは「なるほどうまいことを言うもんだ」と思ったものの
たとえ話として随所に出てくる戦略・戦術論に多少強引さを感じる部分もある。
全体的に平易に書かれているため非常に読み易いが、それゆえ物足りなさを感じてしまうのも事実。
セキュリティの本質を理解するための良書

皮相的なハウツー本ではない。
そもそもセキュリティとは何なのか?という本質に迫ろうとしているところが興味深い。
これをとっかかりとして自分なりにさらに思考を深めていけば、より具体的な検討の際にも応用の利くようになるのではないか?
何事も基本が肝心。
という意味でお奨めの一冊。



講談社
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